「水」がテーマに。ブシュロンが新作ハイジュエリーコレクションを発表
「ONDES」
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「水」がテーマに。ブシュロンが新作ハイジュエリーコレクションを発表
boucheron
launches new high jewellery collection
160年以上の歴史を持つハイジュエラー BOUCHERON (ブシュロン) から2024年 ハイジュエリーコレクション「OR BLEU (オル ブルー)」が登場。クリエイティブ・ディレクターの Claire Choisne (クレール・ショワンヌ) が手掛けた本コレクションでは、生きる上で必要不可欠な資源である「水」をコンセプトに掲げ、26作品が制作された。
フランス発のハイジュエラー BOUCHERON から新たに発表されたのは、アイスランドの水が着想源となったハイジュエリーコレクション「OR BLEU」。躍動する水の一瞬の姿を捉え、水の色や質感、流れ、光の反射、透明感といったありのままの自然の美しさを表現している。水のあらゆる形態をデザインに落とし込んで作り上げられた本コレクションは、ネックレスやリング、ブレスレットなど、計26作品が発表された。
「CASCADE」 これまでの作品の中で最も長い148センチのロングネックレス。流れ落ちる滝からインスピレーションを得ており、ボディを流れるような長く、直線的なラインが特徴的。
「CASCADE」
「CASCADE」
「ONDES」 水面にしずくが落ち、均衡のとれた輪が幾重にも広がっていく波の模様。波紋の中心には、ベゼルセッティングしたダイヤモンドが煌めきを放つ。
「EAU D‘ENCRE」 素材に黒曜石を用いて漆黒の海を表現。パヴェセッティングされたダイヤモンドは、砂浜に打ち寄せる波の白い泡を想起させる。
「EAU D‘ENCRE」
「EAU FORTE」 波が砂浜に到達し、黒い砂の上で砕ける瞬間の造形がインスピレーション源。エッチングと3Dプリントという2つの工程を組み合わせて、波の輪郭を鮮やかに描き出している。
「EAU FORTE」
「SABLE NOIR」 黒砂の海岸に打ち寄せる白い波のカラーコントラストに着目し、モノクロームの対比とテクスチャーを追求。本物の黒い砂使用して作り上げた。
「SABLE NOIR」
「SABLE NOIR」
「SABLE NOIR」
「ECUME」 黒い砂の海岸に波が打ち寄せ、その砂と波の泡が入り混じる瞬間がデザインに落とし込まれている。
「ECUME」
「ECUME」
「ICEBERG」 ダイヤモンドビーチと呼ばれる黒い砂浜に氷が輝く幻想的な光景をイメージ。砂浜に打ち上げられた氷の質感を表現するため、ロッククリスタルにサンドブラスト加工を施している。
「ICEBERG」
「VAGUE」 波の模様は、北斎の浮世絵「神奈川沖浪裏」にオマージュを捧げたアーカイブ作品である1910年製のティアラからインスピレーションを得たデザイン。
「VAGUE」
「FLOTS」 勢いよく流れ落ちる水をダイヤモンドのグラデーションによって表現。身につける人の動きに合わせてしなやかに揺れる滝のようなデザインとなっている。
「FLOTS」
「CIEL DE GLACE」 長い年月をかけて自然による浸食作用でできたアイスランドの氷の洞窟が着想源。色彩や透明感、そして氷に刻まれた模様を再現している。
「CIEL DE GLACE」
「GIVRE」 ダイヤモンド、パール、マザーオブパールをつなぎ合わせた長さの異なる無数のラインを並べ、氷から水が滴り落ちるような瑞々しさを表現。
「GIVRE」
「EAU VIVE」 豪快に飛び散る水しぶきの動きを捉えている。最先端技術と伝統的なハイジュエリーの技術が融合し、完璧なシンメトリーを成す。
「EAU VIVE」
「BANQUISE」 雄大な自然が創り出した流氷がインスピレーション源。黒い海と白い流氷の対比を表現すべく、微細な縞模様を持つ大理石を採用。
「BANQUISE」
「BANQUISE」
「CRISTAUX」 アイスランドの氷河とそのブルーのカラーをロッククリスタルと瑞々しい透明感のあるアクアマリンで再現。
本コレクションの制作において、「水」に対する共通のビジョンを持つ2名のアーティストを起用した。一人は北欧の大自然の風景を抽象的な表現で撮影するドイツのアート写真家である Jan Erik Waider (ヤン・エリック・ワイダー) 。もう一人は、環境音をエレクトロニック・ミュージックに取り入れる活動で知られるフランスのサウンドアーティスト、Molecule (モレキュール) だ。Claire と共にアイスランドを訪れた彼らは、本コレクションの着想源となった風景を写真と音で捉えた。これらは公式サイトにて公開されているので、ぜひチェックしていただきたい。