Fashion
arata furuta & hio miyazawa

古田新太と宮沢氷魚。ふたりが見つめる闇『パラサイト』vol.3

カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞、米アカデミー賞4冠を達成するなど、アジア映画として初の快挙を成し遂げ、世界を席巻した映画『パラサイト 半地下の家族』。この度、鄭義信を演出に迎え、日本にて舞台化が決定した。 キャストには、若手からベテランまで、実力を兼ね備えた俳優が名を連ね、より一層注目が高まっている。物語の中心を担い、高台に住む裕福な一家に寄生していく半地下の家族、金田家の大黒柱である父の文平を演じるのは、強烈な個性と存在感を放ち、コミカルな役からシリアスな役まで幅広く演じる個性派俳優、古田新太。一家の長男の純平を演じるのは、知的な眼差しに爽やかな笑顔が魅力的な俳優、宮沢氷魚。物腰柔らかな雰囲気を漂わせながらも、難しい役どころを難なくこなし、ますます存在感が増している。 古田は、Yohji Yamamoto POUR HOMME (ヨウジ ヤマモト プール オム) のブラックジャケットとハットでシックにまとめながらも、チラリとのぞくプリントシャツで遊び心をプラスした。一方宮沢は、Ferragamo (フェラガモ) のトレンチコートに身を包み、同色のシャツとネクタイを合わせてモダンな印象に。大きな社会問題をテーマとしたこの作品で、彼らは何を感じ、今何を思うのか。

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Portraits
Dan Thawley

デザイナーとともに革新を続ける『A Magazine Curated By』編集長ダン・ソーリーの雑誌作り

ベルギー人ファッションデザイナー、Walter Van Beirendonck (ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク) によってアントワープで創刊された『A Magazine Curated By』。毎号異なるファッションデザイナーをキュレーターとして迎えるという独自のコンセプトを20年以上にわたり貫き続けており、過去には今なお高い人気を誇る Maison Martin Margiela (メゾン・マルタン・マルジェラ) が手がけたイシューをはじめ、ヨウジヤマモト、高橋盾といった日本人デザイナーも参加している。 全く異なる世界観を持つデザイナーたちとともに雑誌を作り上げながらも、常に圧倒的な深度をもって彼らの世界を捉えてきた本誌。『A Magazine』にキュレーターとして参加することは、すでに世に名を知らしめているデザイナーにとっては自らのブランドによる刊行物ともまた違う美学を表現する機会であり、若手のデザイナーにとってはその輝かしい歴代のゲストキュレーターたちのなかに名を連ねることでもある。 『A Magazine』において、現在編集長をつとめる Dan Thawley (ダン・ソーリー) に、彼と『A Magazine』との出会いから、現代において紙の雑誌を作り続けることの意味などについて話を聞いた。

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Portraits
john pawson

「建築のデザインは己の哲学、ライフスタイルが反映されるもの」建築家ジョン・ポーソンのネオ・ミニマリズム

John Pawson (ジョン・ポーソン) はロンドンを拠点とするミニマリズム建築の代表的存在として認知されているが、彼のミニマリズムの視点は対建築デザインにとどまらず、表現様式として定義されている各文化の範囲を超越する、哲学に近いものである。同氏のまなざしは歴史的遺物から自然風景、光と陰影、修道院、工芸品やアート作品、家具やインテリア、日用品に至るまで、平等かつ正確に注がれており、これらを包括的に「建築」と総称しているのだ。 分野を超えた美学的なリンクの一例として、ミラノの Valextra (ヴァレクストラ) の旗艦店、表参道の Jil Sander (ジル サンダー) 路面店のインテリア設計がある。いずれもシンプルかつタイムレスな構造で、全面ライムストーンのやわらかい白の色調にライティングやチェリーウッド材によるアクセントが加えられ、高度に洗練されつつも温かみを感じさせる空間となっている。 同氏は「建築」をとりまく環境や人間の行動といった基盤を洞察した上で、余分な情報を削ぎ落とし、クリティカルな要素を的確に配置して相乗効果を生み出す。「建築」を通して人々の感性へ働きかけ、双方のポテンシャルを最大限に引き出しているのだ。

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Fashion
chanel
with nana komatsu

華やかな色は1色だけでいい。小松菜奈が魅せる、赤いルージュのためのモノトーン vol.4

「赤い口紅が似合わなければ女優じゃない、と私は思っている」。撮影の際に女優の小松菜奈を見て発した、スタイリスト・北村道子の言葉。シックな白と黒でまとめられた装いだからこそ、鮮烈な赤い口元が一層引き立つ。今回、小松が袖を通したのが、CHANEL (シャネル)の2023年春夏 プレタポルテ コレクション。本コレクションはGabrielle Chanel (ガブリエル・シャネル)が衣装をデザインしたことでも知られている、Alain Resnais (アラン・レネ)監督による映画『去年マリエンバートで』(1961)が着想源。白黒映画を彷彿させるモノクロ配色をベースに、フィルムを切り取りコラージュしたような模様や、パール、スパンコール、そしてリボンといった女性らしさを感じさせる装飾を複雑に組み合わせ、過去と現在が入り混じった映画の世界観を表現した。そんな可愛らしい印象をかもし出すこの服をコケティッシュなムードに変換してくれるのが、真っ赤なリップと大胆な肌見せ。大人の甘さを身にまとった彼女を、90年代よりエディトリアルやファッション・フォトの最前線で活躍してきた写真家の鈴木親が撮影する。(最終回/全4回)

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Portraits
christophe lemaire & Sarah-Linh Tran

恋や料理、読書のための余裕が生まれる服を作る。ルメールのふたりが考えるファッションの役割

Lemaire (ルメール) には、Christophe Lemaire (クリストフ・ルメール) と Sarah-Linh Tran (サラ=リン・トラン) が手がける服を唯一無二の選択肢として捉える熱狂的なファンダムが存在する。またこのブランドから、ファッションというよりもライフスタイルという言葉を連想する人も少なくないだろう。青山の店舗 SKWAT (スクワット) にはアートブックを中心に取り揃えた書店 twelvebooks (トゥエルブブックス) が併設されているが、「服と本」という組み合わせがこれほどしっくりくるところは他にない。実際、自分のまわりにも何人か、Lemaire のカラーパレットに影響された暮らしを送る人たちがいる。デザイナーのふたりは、Woody Allen (ウディ・アレン) が1978年に撮った映画『インテリア』から多大な影響を受けたと公言しているが、まさにそのフィクショナルな世界観をファッションを通して現実の一部に浸透させたというわけだ。 一方で、Virgil Abloh (ヴァージル・アブロー) や Demna (デムナ)、Alessandro Michele (アレッサンドロ・ミケーレ) など多くのポップアイコンが登場した2010年代のファッションシーンにおいては、Lemaire は紛れもなく孤高の存在であった。ポップアート的な意味合いにおいてロゴを使うこともなければ、突拍子もないコラボで人々を驚かせたりすることもない。狂騒を横目に、ふたりはブティックで直接布に触れてはじめて理解できるような、奥深く謙虚なデザインを発表し続けていた。 その在り方の特殊性について、本人たちに様々な角度から訊く。

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