Portraits
Molly Goddard

「自分たちが幸せになれる服を作り続ける」モリー・ゴダードが紡ぐ夢物語は終わらない

Molly Goddard (モリー・ゴダード) の世界観は、私たちに日常のなかで夢を見続けることの力強さを教えてくれる。 色とりどりの柔らかなチュールは幾重にも重ね合わされることで、強靭な鎧へと生まれ変わる。少女の頃、母親が着せてくれたようなスモックは、より強調されたシルエットとともに女性性を際立てる記号として用いられる。そしてそれらは非日常的でありながらも、決して浮き足立つことなく夢の残像のように日々の風景へと溶け込んでいく。 2014年、ロンドンに彗星の如く現れてから、多くの若手デザイナーが夢見るような成功への階段を駆け上ってきた。そんな彼女も来年にはブランド設立から10年を迎える。先シーズンには今までのコレクションとは趣を異にする、沸き立つような色彩の数々が息をひそめ、より静かな声で語りかけるようなコレクションを披露し、また新たな境地へと到達したように思える。 Dover Street Market Ginza (ドーバー ストリート マーケット ギンザ) でのポップアップのために来日していた彼女が、これまでの物語、コロナ禍を経て思うこと、そして服を作り続ける理由について語ってくれた。

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Portraits
Olu Odukoya

大手メゾンにも口出しさせない『Modern Matter』オル・オドゥコヤの雑誌づくり

ロンドン発の雑誌『Modern Matter (モダン マター)』と、そのデザインと編集を一人で手がける Olu Odukoya (オル・オドゥコヤ) には、独立独歩という言葉がよく似合う。雑誌として決まった形式を持たず、ファッションなのかアートなのか媒体のジャンルも曖昧ながら、BALENCIAGA (バレンシアガ) や PRADA (プラダ) などのビッグメゾンから常に声がかかるというのは、まさしく奇跡のような状況だ。では、『Modern Matter』の何がそんなに特別なのか。そのページをめくっていけば、彼が本当に伝えたいのは最新のトレンドや過去に対する愛着ではなく、現在のリアルな感情であることがよく分かるだろう。そしてそれを伝える手法として、雑誌、写真、スタイリング、グラフィックがある。彼自身もインタビューで言っているとおり、彼は編集者というよりアーティストなのだ。商業ファッション誌が無個性化の一途を辿る一方で、『Modern Matter』はこの世に残された数少ない表現のユートピアなのである。 そこで今回は、DOVER STREET MARKET GINZA (ドーバー ストリート マーケット ギンザ) で開催された Issue 21の販売イベントの直後、Olu に直接話を訊いた。

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Quality, timeless and innovation are the fundamental philosophy of The Fashion Post, a Tokyo based independent digital fashion media. We curate daily fashion, beauty and culture feeds, and create the original editorials, portrayed in the digital era, and portraits, interviews from the authorities of different culture in the creative industry.

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