仏写真家のカミーユ・ヴィヴィエが娘を、鈴木親が内田春菊と娘の紅甘を撮影したトーガ2020年春夏コレクション

Photography by Chikashi Suzuki

TOGA の2020年春夏コレクションを撮影した Camille Vivier は、1977年にパリで生まれた女性写真家。ファッションエディトリアルとアートの分野で活躍し、最近では Art Paper Edition (アート・ペーパー・エディション) より2冊のパーソナルブック『Twist』と『Sophie』を出版。『Purple (パープル)』や『Dazed and Confused (デイズド・アンド・コンフューズド)』、『Double magazine (ダブル・マガジン)』などでファッションエディトリアルを撮影している。

鈴木親が撮影した TOGA PULLA の2020年春夏コレクションでは、内田春菊と紅甘が親子揃って登場。内田春菊は、漫画家や小説家として活躍し、『南くんの恋人』や『ファザーファッカー』など多数のヒット作を生み出してきた。他にも、バンドのボーカルを務めたり、女優業もこなすなど、その活動は多岐にわたる。娘の紅甘は、2007年より女優業をスタート。大森立嗣監督作『光』で一躍脚光を浴び、2019年には『イソップの思うツボ』で主演を務めるなど、今注目を集める若手女優のひとりだ。

今回お目見えしたビジュアルは、ジェンダー、ジェネレーションの単純化されたイメージを刷新し、あらゆる境界線を超越するルックに仕上げられている。グラフィックデザインは、『Purple』のアートディレクターも務める Gianni Oprandi (ジャンニ・オプランディ)。