Maria Grazia Chiuri (マリア・グラツィア・キウリ) が衣装を手がけたバレエ『ニュイ ブランシュ』が上演へ

©JULIEN BENHAMOU

Dior (ディオール) のウィメンズ アーティスティック ディレクターである Maria Grazia Chiuri (マリア・グラツィア・キウリ) が衣装を手がけたバレエ作品『ニュイ ブランシュ(白夜)』がローマ歌劇場にて3月29日より4月2日まで上演されている。

Maria Grazia Chiuri の故郷でもあるローマ歌劇場のアトリエの協力のもと上演される本作は、音楽家兼作曲家の Philip Glass (フィリップ・グラス) へのオマージュとして特別制作されたバレエ作品。今回の舞台にはパリ・オペラ座バレエ団のエトワールやローマ歌劇場バレエ団の芸術監督を歴任した Eleonora Abbagnato (エレオノーラ・アバニャート) が絶大な人気を誇るプリンシパル・ダンサーの Friedmann Vogel (フリーデマン・フォーゲル) とともに登場し、振り付けはフランス人著名振り付け師の Sebastien Bertaud (セバスチャン・ベルトー) が手がけるという豪華な顔ぶれとなっている。

かつてムッシュ ディオールもバレエをこよなく愛したように Maria Grazia Chiuri もまた2019春夏 プレタポルテ コレクションではバレエ界のパイオニアである Isadora Duncan (イサドラ・ダンカン) や Loie Fuller (ロイ・フラー) らにオマージュを捧げ、テルアビブを拠点に活躍する女性振付け師 Sharon Eyal (シャロン・エイアル) の演出によるダンスパフォーマンスを披露していた。「音楽、シナリオ、衣装等、舞台芸術を支える様々な仕事に混じって、プロジェクトに参加できることに感激しています。わたしの仕事は《振り付け稽古》に似ていて、動きに完全になじむ衣装をつくることを目指しました」と語る彼女は16種類の衣装を本作のためにデザイン。Maria Grazia Chiuriの情熱が凝縮された衣装はステージを華やかに彩り、上演を祝いに駆けつけたセレブリティたちをみな虜にしたことは間違いないだろう。

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問い合わせ先／クリスチャン ディオール 0120-02-1947
HP：www.dior.com