オランダ人写真家 Charlotte Dumas (シャルロッ ト・デュマ) の展覧会『Stay』が開催

Yonaguni #3 (Near the coastline)

現代社会における動物と人間との関わりをテーマに作品を発表している、 オランダ人写真家 Charlotte Dumas (シャルロッ ト・デュマ) の展覧会『Stay』が2016年12月25日 (日) までギャラリー916にて開催中。また、本展の開催を記念し、写真集「Stay」を出版した。

916で2回目の個展となる本展では、2012年にスタートした全国に8品種現存する日本在来馬を撮影するプロジェクト「Work Horse」の集大成として、北海道、長野、宮崎、与那国島など8ヶ所を巡って撮られた 50点余りの大判プリントとポラロイド作品を展示。また、併設のスペース Gallery 916 small では、映像作品の特別上映も行っている。

家族のように擬人化してみることもあれば、一方で食糧源としても重宝される人間社会における動物の存在。そんな動物と人間の矛盾した関係性を追求する Charlotte Dumas の作品を通して、人間がどのように動物、または他者に対して価値付けをするのか、ふと立ち止まって考えてみるのはいかがだろうか。

＜プロフィール＞
Charlotte Dumas (シャルロット・デュマ)。1977年生まれ。オランダ人写真家。2000年にヘリット・リートフェルト・アカデミーを卒業後、ライクス・ アカデミーで視覚芸術を学ぶ。キャリアを通じて現代社会における人間と動物の関係性をテーマに扱い、 これまでに警察馬や救助犬、動物園で飼育されている動物など、様々なシチュエーションの動物を被写体と したポートレイト作品を発表。欧米を中心に各地で個展開催やグループ展に参加する。現在アムステルダム とニューヨークを拠点に活動。

Next

Prev

1/6