Lewis Baltz's Solo Exhibition "Sites of Technology” At Wako Works Of Art

ニュー・トポグラフィクスの騎手、Lewis Baltz (ルイス・ボルツ) の個展が開催

“La Redoute, Lille” 1989-91, from the series “89-91 Sites of Technology”, c-print | © Successors of Lewis Baltz. Used by permission. Courtesy Galerie Thomas Zander, Cologne

Lewis Baltz's Solo Exhibition "Sites of Technology” At Wako Works Of Art
Lewis Baltz's Solo Exhibition "Sites of Technology” At Wako Works Of Art
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ニュー・トポグラフィクスの騎手、Lewis Baltz (ルイス・ボルツ) の個展が開催

Lewis Baltz's Solo Exhibition "Sites of Technology” At Wako Works Of Art

11歳の頃からカメラを持ち写真を撮っていた同氏が、ミニマリズムの影響下、本格的に制作を開始したのは20代の頃。被写体と構図をめぐる考察を続けるうちに独自の視点を養い、1975年に参加したジョージ・イーストマン・ハウス国際写真美術館のグループ展「ニュー・トポグラフィクス」によって風景写真に新たな可能性をもたらし、世界中の写真家に影響を与えた。

© Successors of Lewis Baltz. Used by permission. Courtesy Galerie Thomas Zander, Cologne

"La Redoute, Lille" 1989-91, from the series "89-91 Sites of Technology", c-print | © Successors of Lewis Baltz. Used by permission. Courtesy Galerie Thomas Zander, Cologne

アメリカのアーティスト、Lewis Baltz (ルイス・ボルツ) の個展が、六本木の WAKO WORKS OF ART (ワコウ・ワークス・オブ・アート) にて9月12日 (土) より開催される。

11歳の頃からカメラを持ち写真を撮っていた同氏が、ミニマリズムの影響下、本格的に制作を開始したのは20代の頃。被写体と構図をめぐる考察を続けるうちに独自の視点を養い、1975年に参加したジョージ・イーストマン・ハウス国際写真美術館のグループ展「ニュー・トポグラフィクス」によって風景写真に新たな可能性をもたらし、世界中の写真家に影響を与えた。

同ギャラリーにおいて初の Lewis Baltz 展となる今回は、1986年にネバダ州を訪れ、北部の砂漠地帯のうちすてられた風景を撮影したモノクロのシリーズ《Near Reno》と、1989年から1991年にかけてフランスや日本の最先端の研究施設、原子力発電所、スイスの欧州原子核研究機構(CERN)などを訪れて制作したシリーズ《Sites of Technology》が展示される。「別の太陽系から来た人類学者のように」世界を観察しようとし、先入観を捨て、意味や感情も捨て、いかなる価値観も込めないように撮影してきたという同氏が、1980年代に残した代表作の数々を楽しめる貴重な機会となる。

© Successors of Lewis Baltz. Used by permission. Courtesy Galerie Thomas Zander, Cologne

"Near Reno" 1986-87, 14 gelatin silver prints | © Successors of Lewis Baltz. Used by permission. Courtesy Galerie Thomas Zander, Cologne

<展覧会情報>
Lewis Baltz “Sites of Technology”
会期: 9月12日 (土) – 10月17日 (土)
時間: 11:00 – 19:00 (日月祝休廊)
場所: WAKO WORKS OF ART
住所: 東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル3F
Tel: 03-6447-1820
入場料: 無料
HP: www.wako-art.jp/exhibitions/data/2015/sitesoftechnology