chanel
with hikari mori

森星、シャネルと一緒にどこまでも vol.3

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with hikari mori

model: hikari mori
photohgraphy: takeshi takagi
styling: chie atsumi
hair: jun goto
make up: mariko shimada
text: manaha hosoda
edit: manaha hosoda & risa matsumoto

モナコ随一の避暑地であるモンテカルロで発表された CHANEL (シャネル) 2022/23年クルーズコレクション。かつて Gabrielle Chanel (ガブリエル・シャネル) と Karl Lagerfeld (カール・ラガーフェルド) も別荘を構え、社交を存分に謳歌したというメゾンゆかりの地で、Virginie Viard (ヴィルジニー・ヴィアール) が描いたのは、はじけんばかりのエネルギーに満ち溢れたアクティブな女性像。F1、ボートレース、海水浴……さんさんと降りそそぐ太陽と地中海の青い海に映える色とりどりのウェアに、夢はふくらむ。自分の好奇心に素直に、新しいことに挑戦し続けるモデルの森星が、プレイフルに着こなす CHANEL の最新ルック。ファッションが与えてくれる自信を味方につけて、もっとわがままにときめきを探しにいきたい(最終回/全3回)。

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森星、シャネルと一緒にどこまでも vol.3

カーディガン ¥970,200、スイムウェア ¥454,300、ピアス ¥251,900、ブレスレット各 ¥242,000、サングラス ¥73,700、パンプス ¥227,700 /すべて CHANEL (シャネル)

「Caroline (カロリーヌ) に初めて会ったのは、モナコのビーチでした。彼女はドレープを描くブラックドレスに、極薄のタイツとヒールを履いていました」 本コレクションで、Virginie Viard は、Karl Lagerfeld とも親交が深かった Caroline de Monaco (カロリーヌ・ド・モナコ公女) とモナコで過ごした日々を振り返る。Gabrielle Chanel がバレエ・リュスからインスピレーションを得たように、モンテカルロ・バレエとダンサーたちのトゥシューズにインスパイアされたブラックサテンのヒールに、シアーなタイツを合わせて。襟付きのスイムウェアにはラインストーンでプラストロンを描き、カシミヤのカーディガンをレイヤード。挑発的なスタイルに、スパンコールのラペルがさらなる輝きを加え、いつでも遊び心を忘れない女性のためのニューエレガンスが表現された。